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第43回(通算第160回)化石研究会総会・学術大会
(滋賀県立琵琶湖博物館)のお知らせ

 化石研究会第43回(通算第160回)総会・学術大会のお知らせをいたします。今回は陸棲哺乳類化石の古生態復元法に関する講演が企画されています。ふるってご参加ください。

  • ■日 時: 2025年5月31日(土) 14:00~17:00
  •          6月 1日 (日) 9:00~12:00
     
  • ■会 場: 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町1091) セミナー室
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  • ■主 催: 化石研究会
  •    共 催:滋賀県立琵琶湖博物館(世話人 山川千代美、半田直人、高橋啓一)
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  • ■日 程: 5月31日(土)
  •         12:00~13:30 運営委員会(会議室)
  •         14:00~17:00 講演会「哺乳類化石の食性・古生態復元」
  •         18:00~20:30 懇親会(草津駅周辺で開催します)
  •        6月1日(日)
  •          9:00~11:00 一般講演
  •         11:00~12:00 総会
  •       *総会終了後展示室をご自由に見学してください。
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  • ■参加費(当日受付で払込み):一般1000円、大学生500円、高校生以下 無料

詳しくは,化石研ニュース 152号 をご覧ください。


第42回(通算第159回)総会・学術大会の報告

 2024年6月1日(土)~2日(日)に第42回(通算第159回) 総会・学術大会が早稲田大学・早稲田キャンパスで開催されました。参加者は2日間で73名と多くの方が参加し,盛会に終わりました。
 今回は,完全に対面での実施となり,シンポジウム,総会,一般講演,および「平山化石コレクション」の見学などが行われました。
1日は,午後1時から5時までシンポジウム「白亜紀脊椎動物の古生物学的研究の現在と未来」が行われ,6名の講演者から,岩手県久慈市と野田村に分布する久慈層群(中生代後期白亜紀)から発見された多様な脊椎動物化石(サメ類,カメ類,トカゲ類,ワニ類,恐竜類,哺乳類など)や地層の放射性年代について最新の研究成果が紹介されました。また「首長竜」の俗称で知られる海生爬虫類の鰭竜類については,その独特な遊泳様式が関心を集めました。その後,1時間ほど平山会員の化石コレクションを見学。レストラン・グッドモーニングカフェに移動して,41名が参加して懇親会が行われました。
 2日の一般講演では,8名の方がそれぞれの研究を発表され,哺乳類の比較機能形態学やナウマンゾウの臼歯の時代変異,埋没林の化石フロラと化石ファウナ,イトマキヒトデ化石,デスモスチルスの歯,ニホンザルの歯のセメント質における年周期成長線,歯のエナメロイドについてなど多岐にわたりました。
 2日間のシンポジウム・個人講演ともに活発な議論が行われ,有意義な集いとなりました。また,今回の総会・学術大会に参加された方のうち7名が新たに入会されました。
 早稲田大学の平山 廉会員には,シンポジウムの企画だけでなく,コレクション見学の準備や懇親会の予約,当日の設営・運営など大変お世話になりました。改めて厚く御礼申し上げます。

(名取和香子)

会場内の受付の様子 1日のシンポジウム 平山化石コレクションの見学
懇親会は超満員 懇親会後の集合写真 2日の個人講演での討論

プログラムは,化石研ニュース 151号 をご覧ください。


「学芸員の重要性についての声明」を公表 2017年4月25日


  創設50周年記念出版
     「化石から生命の謎を解く--恐竜から分子まで」

         化石研究会編・朝日新聞出版(2011年4月)


私たち化石研究会は,
化石を地質学,古生物学,生物学,生命科学,医学,歯学,鉱物学,水産学など
いろいろな角度から研究し,その成果をこれらの分野のメンバーで共有し,
化石をさらに新しい見方で研究しています.

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入会申込書    化石研究会会則

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群馬県立自然史博物館 地学研究室内 化石研究会事務局

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